遺品整理のたんぽぽ社

いざという時に。遺品の供養について全ての知識まとめ


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あなたは今、大切な方が大切にしていたものをゴミとして処分するには抵抗がある、出来るならしっかりと供養してあげたいとお考えだと思います。
ただ、遺品の供養となると、やったこともなく、どうして良いかわからなく、費用もどのくらいだろうかとお考えでしょう。

この記事では、そんな尊い心を持ったあなたが、遺品の供養に困らないよう、遺品整理の業界で多くの遺品供養のお手伝いをしてきた私がお答えします。

1. 遺品を供養できる場所

まずは、どこで供養ができるのかについてお話します。

1-1 故人のお墓のある寺院

もし、供養したい遺品を、故人のお墓のある寺院などに持っていける場合は、まず寺院のお坊さんに相談し、遺品供養を行って頂けるか確認をしましょう。
故人が信仰している宗派などがあれば、そこで供養して頂くのが一番です。

1-2 信仰している寺院などがない場合

信仰している寺院などがない場合は、供養をしてくれる場所を探す事になります。
紹介やネットで探すなどして、一番親しみを持てる場所でよいと思います。心の問題なので、あなたの心が満たされることが大切です。

ただし、供養の方法や手順、当日の流れなど明確に理解しているか、確認したときにすぐ答えられるところにしましょう。

1-3 遺品整理業者に整理と共に依頼する

遺品の量が多い、整理をしながら供養も一緒にしてしまいたい場合は、遺品整理業者に相談すると、提携している寺院があることが多いため、その寺院の僧が供養をしてくれます。

供養の種類については次の章でお話します。

遺品を供養する方法の種類

遺品の供養方法には大きくわけて2つの種類があります。

2-1 現場供養

現場供養は、実際に指定のお家に僧侶が伺わせていただき、読経し供養する方法です。
費用は2万円くらいからのところが多いようです。
ご遺族の方々が立ち会いのもと、故人のことを思いながら供養を行う事ができることが最大の特徴です。

仏具やお線香、お花をはじめとして、供養に必要なものは全て準備をしてくれます。

2-2 共同供養

ご供養したい遺品を業者が一旦あずかり、他の遺品と一緒に供養する方法です。
費用は5000円くらいからのところが多いようです。
供養後には証明書が発行されます。

供養が終わった遺品は法令遵守のもと処分されます。

3. そもそも遺品を供養するという考え

「故人が大切にされていたものには、故人の思いが宿っているように感じられる」だからこそ、供養によって心の整理をし、心置きなく明日への生活ができるようになるというものです。

もともと供養という言葉の意味は、日本では、亡くなった方に対し、冥福を祈って行われる法要や読経のことを指していることが多いです。
そのよいこと(=法要や読経)を行うことが、悟り(=物事の本当の意味を知ること)を得るための助けとなります。

供養をされる遺品で多いもの
・衣類
・眼鏡
・指輪
・時計やネックレスなど故人を象徴するもの
・寝具
・人形やぬいぐるみ
・趣味だったもの

愛着を感じられる物は、供養をすることをおすすめします。

4. 最後に

遺品の供養について、全体像はわかりましたでしょうか。
大切な故人の遺品とともに、あなた自身の心の整理ができることをお祈り申し上げます。

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